閉店のお知らせ

拝啓 新緑の侯、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます

誠に恐れ入りますが、当店「Sea to Sky pastries」は
6月23日(日)をもちまして閉店させていただきました。

3年2カ月にわたり賜りました皆様のご芳情に謹んで御礼申し上げますとともに
閉店によりご迷惑をおかけします事を深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます

皆様の末永いご多幸とご健康をお祈り申しあげまして
略式ながら閉店の挨拶とさせていただきます

Sea to Sky pastries
店主 

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2013/07/31

店舗のその後

毎日あっづい日々が続いてますが皆様いかがおすごしでしょうか。
約一カ月ちょっとぶり、ご無沙汰しております。

今日は店舗のその後についてご報告です。

閉店した日、店や厨房機器の行く末が明確には決まってなかったのですが、
紆余曲折を経て、内装や厨房機器はそのままで別の方が洋菓子店を始められる、と言う所に落ち着きました。

今後はお菓子の内容も雰囲気も異なる店になるだろうと思いますし、私も一切関わりが無くなってしまいますが、
いつもだれかを笑顔にしてくれる場所となるよう、心より祈っています。



私自身は・・・
閉店直後の数週間は、注文を頂いたお菓子を作り、掃除や荷物整理、お世話になった方々への挨拶、などでバタバタ過ごしました。

閉店に伴い、今まではあまりお話する機会のなかった方々からお声掛けいただいたり、
多くの方にメールなどでねぎらいの言葉を頂戴するなど、
恐縮したり、ホロリとしたり、嬉しく思ったり・・・ 感情の波が大きく揺れる数週間でした。

でもなぜだかずっと、自分の魂が一歩離れた所で様子を見ているような、
自分であって自分でない感覚に包まれた不思議な感じで、実感がわいてないのかと思ってましたが、
今から思えばきっと、自分の気持ちの核心に何があるのかを見たくなかったからだと思います。

でも、心の整理をつけるとはこういう事をいうのでしょうね。

時間が過ぎ、気持ちも周りも落ち着いた頃にあらためて振り返ってみれば、泥臭い感情もありますが、
心の底から沸き起こる核心部分の気持ちは、とても純粋で、素直に、真摯に受け止めれるものでした。

これならきっと次への礎や活力になると思えた時、自分は大丈夫かな、と思えてきました。
だから、アイ・アム・オーケーです(笑)

この先まだ何も決まってませんが、希望もあり、夢もあり、若さはだんだん先細りですがまだ動けます(笑)
だから、喜んでもらえる物を作り続けれるよう、引き続き模索していきたいと思います。




てな訳で、晴れて(?!)無職になりましたので、ボチボチ小旅行へ行き始めてますよ。
まずは手身近に18きっぷで国内。そのうち海を越えようとも思ってます。うん、そうします。


ではでは皆様、酷暑で体調くずされないよう、どうぞご自愛ください。
ごきげんよ~

2013/06/24

Avalon *少し追記(06/26)

閉店のお知らせをしてからの3週間の間に、
今までの人生で言った「ありがとうございます」を遥かにしのぐ、
「ありがとうございます」を言った気がするものの、
まだまだ言いつくしてない気もしてます。



素敵なお客様に恵まれた、幸せな3年間でした。
普段からそう感じてましたが、特にこの3週間は大きな愛を沢山頂いたように思います。

ちなみに補足ですが、
私は10代からカナダで過ごしてきたものの、西洋人風に「愛」とか「Love」とかを気軽に口に出せず、
ハグやスキンシップもよっぽど親しい人としかせず、
そうそう簡単に好意を表現しない堅物です。

(↑愛想はいいので、子供の頃から「外面だけは良い」と言われてます)

なので「愛」を頂いたと実感できたのは、余程、それだけ、いただけたんだと思ってます。


*追記 06/26

商品、店の人、お客様、この3つが揃って始めて一つの店が作りあげられていくのだと感じていました。

例えお菓子が立派でも、作る・販売する人の意識が低ければお客様に受け取っていただけませんし、
逆にお菓子やスタッフが魂を込めても、受け取っていただけないお客様ばかりなら何も伝わりませんし、
人もお客様も伝え・受け取る準備が出来てても、肝心のお菓子がお粗末なら話になりませんし。

一人でやってきた店ですが、一人では存在できず、
お客様がいらしてこそのSea to Sky pastriesでした。



そんなことを考え思いながら、でもずっと悩み続けた3年間で。
お菓子ってなんだろう、私がここで店をすることの意味ってなんだろう、と考え続けてきました。

お恥ずかしい話ですが、そんなこと店を始めるまで一度も考えてきませんでした。
ただお菓子を作れたらいい、小麦粉に触れられたらいい。
お店も半ば勢いで始めました。


お菓子は「エンターテイメント」だと思います。

口に含んだ一瞬だけその人を幸せにでき、喜んでいただくことに価値がある。
店をするのは私なりに誰かを幸せにしたいから、なんだと思います。

嗜好品でエンターテインメントだからこそ、楽しんでもらってなんぼ、な訳で、
楽しんでいただくために店や私が行う努力は当たり前とも思い、
まだまだ足りてないと思ってきました。

それでも、だからこそ、喜んで下さった時は本当に嬉しかったですし、
閉店により悲しませてしまったことにはずっと申し訳なく思ってきました。


またどこかで作って、という暖かい言葉を沢山頂戴しましたが、
すぐにお答えすることは出来ず、いつ、どこで、どんな形で、というのもサッパリわかりません。

ただ、誰かを一瞬だけ幸せに出来るこの仕事に誇りを持っていますので、
これからも作る側の人間であり続けたいとは思います。



色々と迷走した部分もあり、至らない店主でしたが、
お客様にご理解いただき、続けて来れた事を感謝しています。

何より、多くの事を教えていただいたことを本当に感謝しています。

3年間、Sea to Sky pastriesをご愛顧賜り心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。














今後ですが、


・ホームページ・・・閉店のお知らせページのまま、閲覧していただけます

・ブログ・・・日々の更新はないものの、お菓子関連の活動をする場合はブログでお知らせします

・メールアドレス・・・ご連絡窓口として引き続き使います



フェイスブック、ツイッター、個人ブログ、などはする予定はありません。

これからも、お問い合わせ、ご依頼、相談、お誘い、「うちの子こんなに大きくなったよ」、などなど
何かありましたらお気軽に

seatoskypastries@gmail.com

までメールして下さい。

Just to say "Hello" ! でも大歓迎です。

もしくは、ブログのコメント欄をご利用いただいてもOKです。




長くなりましたが最後に蛇足。

3年前開店した日は頭の中ではずっと、ルイアームストロング「What a wonderful world」が流れていましたが、
閉店した23日は頭の中でずっと、ジョンピッザレリの「Avalon」が流れてました。


アヴァロンとは、イギリスのアーサー王伝説に出てくる伝説の島で、
傷ついたアーサー王が運ばれ最後を過ごしたと言われる場所で、
一説によると、いつの日か目覚めるために眠りについただけ、とも言われてるそうです。


余談ですが私はつい去年まで、

アバロン(abalone あわび)
アヴァロン(Avalon 伝説の島)

と言う単語を混同していて、
アーサー王はアワビに囲まれ海中深く沈んだんだと思ってました。

アワビって高級だしね、と勝手に解釈までつけて(笑)



ジョンピッザレリの歌は軽快なリズムと超高速技巧ギターの軽やかなメロディーにのって
「ヘイ彼女!俺とアヴァロンへいこうぜ~♪」的な、軽い歌です。


「あわび」の歌じゃないと知った時から強く心に残ってましたが、
なぜか23日は朝からその歌が頭に流れていました。


閉店が永遠の眠りではなく、いつか目覚めるための休息であることを祈りつつ、
っていうのはオチをつけたいためのコヂツケですが、
楽しいメロディーで、笑顔で、終えれたことは嬉しいです。






どこかで見かけたら気軽におこえがけくださいね。

ありがとうございました。







2013/06/23

まっ白に・・・

本日最後の営業日を迎えました。

今週は雨がかなり強く降るなかご来店下さったり、
この土日には多くの方がご来店くださり、本当にありがとうございました。

6月に入ってからずっとバタバタしてたのと、
昨日と今日は早朝から夕方まで、食事とらず・休まずで作り続けたので、





今はこんな気分です

なので、後日改めてブログ書きますね。

2013/06/19

今週のマフィンとスコーン


雨ですね。
ジメジメしてても梅雨らしい天気だとホッとします。

さて、今週は本当に本当に最後の週となりました。
日曜日までシッカリ作ってまいりますので、
お近くにお越しの際はお立ち寄りいただけると嬉しいです。

今週のマフィンとスコーンは

・ブルーベリーマフィン
・スイートコーンマフィン
・レモンティースコーン



開店した時作ったのがブルーベリーマフィンと、タイムとチーズの塩味マフィンでした。

マフィンから透けて見えるブルーベリーが緑色に見えたようで、
お客様に「何・・・これ・・・?」と問われたこともしばしば。

塩味マフィンの方はコーンミールをベースにしたマフィンで、これまたクセのある味。

今から考えるとかなりマニアックな選択でしたね(笑)

今週のマフィンはあの時のオマージュ、と言う気持ちを込めて。



あれから3年2カ月。
今のマフィンは当時のとは違い、少しだけ軽い食感で、味もシンプルにしました。

マフィン生地は材料によって変えることが多いので、毎月ちょっとずつ違ってましたが、
出来る限り味を想像していただきやすいように、と心がけ今に至ります。

スコーンの味は基本全く変えてませんが、お天気によって水分量を変えてました。
月替わりのスコーンは開店後半年ぐらいから作り始めました。

今週は雨模様のようなので、多少湿っけても美味しく召し上がっていただける味のスコーンにしています。


色んな事を経たSea to Sky pastries の歴史を物語るのがマフィンとスコーンかもしれませんね。
うん、うん。


ではでは、うっとおしいお天気ではありますが、
今週も皆様のお越しをお待ちしています!!

2013/06/05

23日までの営業について

6月4日までの臨時休業でご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。



6月5日から23日までの営業について

23日までは、お休みを月曜日と火曜日(10、11日、17、18日とさせていただきます。

月曜日もお休みさせていただきます事を何卒ご了承ください。

季節がら気温が高くなりご提供できなくなったお菓子も一部ありますが、
23日までは焼き菓子も冷たいケーキも、この3年間に作りましたものを新旧問わず店頭に並べる予定にしております。

スペースの都合もあるので、種類は交代しつつ、と言う形でのご提供となりますが、
お時間ありましたら覗きにいらしてくださいね。


月替わりで作ってきたマフィンとスコーンは、週替わりでご提供します。
6月9日(日)までは

・クリームチーズアーモンド
・シナモンレーズンクランブル
・塩チョコスコーン(甘)

今まで色んな味のマフィンやスコーンを作ってきましたが、
週替わりになると、マッシュアップな味になりそうな(笑)


ケーキやグラノーラのご予約等はご要望に沿えるよう努めますので、
気軽に電話又はメールでお問い合わせください。


大変恐れ入りますが、ジャム各種とアップルジュースは在庫が無くなり次第、
販売終了とさせていただきますことをご了承ください。

(現在どのお味も十分本数がございます)

お味見もご用意してますので気軽にお申し付けください。



そして、父の日クッキーは製作中で、12日~16日ご提供となるかと思います。
完成したらブログで写真を載せますね。


ちょっと詰め込み気味ですがお知らせ以上です。


閉店に寄せて温かいお言葉を頂戴しまして、
本当にありがとうございます。

まだ泣きませんよ(笑)


23日まで、皆様のご来店を心よりお待ちしてます!!





2013/06/01

閉店によせて

この度6月23日(日)をもちまして、Sea to Sky pastriesを閉店させていただくこととなりました

何かとご不便をおかけする店にも関わらず、お客様お1人お1人のご理解のもと
3年2カ月間営業することができ、
皆様に温かく見守っていただいたこの時間を本当に感謝しています。

事前にお伝え出来る方にはお知らせしましたが、
多くの方にとっては突然のお知らせになります事を心よりお詫び申し上げます。


閉店の決断とは別に、
去年の暮れから今年初頭にかけて思わぬ出来事がいくつか重なり、
その後の事後処理に時間がかかったことと、難しい決断をしなければいけない事もあり、
何かと心が乱れる事が多く、気持ちを落ち着つけてお菓子を作る心境に自身を持って行くことが出来ませんでした。

その間、お客様に、お菓子に、真摯に向き合って仕事をする事ができなかった己の未熟さを反省すると共に、たびたび事前の告知なしで臨時休業させていただいた事も合わせ、
多くの方にご不便とご迷惑をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます。


いつもご来店下さるお客様に「こないだのアレ美味しかった」「また来ます」
と親しく声をかけていただけたり、特にお話をしないまでも度々ご来店下さることに
いつも勇気づけられておりました。

お客様ととても近い距離にいられた店だと思いますし、
何よりもお1人お1人とのふれあいを通して色んな事を考えるキッカケとなりました。
それらを通じ芽生えた気持ちや想いを感じれたことは私にとって大きな収穫でもあり、
今後に繋げていける礎となると確信しています。

全てを振り返り総括して言えることは、一番、何にもまして、心から、感謝の気持ちです。
お1人お1人にお礼を申し上げる事が出来ないのは心苦しいのですが
この場を借りて心より御礼申し上げます。


至らない店であり店主でございましたが、皆様の支えあってここまでこれましたことを
本当に、本当に、感謝しています。

3年間、どうもありがとうございました。


店主